春です♬

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皆さんこんにちは。

エイプリルフールの今日はどんな嘘をつくつもりでしょうか?
毎年、気が付けば終わってしまっているエイプリルフール・・・
今年はどこかで嘘をつきたいと思っていますが、中途半端な嘘は本気にされがちなので注意しないとですね(>_<)

嘘をつくといえば、脳も無意識のうちに嘘をついています。

特にここ最近の気候の変化に身体が不調を訴えてきている方が多い様ですが、皆さんの脳はどこまできちんと身体の状態を把握し調整しているのでしょうか?

身体は嘘をつきません。

脳は嘘をつきます。

身体を触れば今どんな状態か大体のことは把握出来ます。
身体の状態と脳の意識が違っている方は要注意です‼︎頭では熱いと感じていても、身体は冷えていたり。
調子が良いと感じていても、身体は疲れや緊張を訴えていたり。
脳と身体のギャップが今年の不調の根底にある様に思います。

では、どの様に対処していけば良いのでしょうか?

答えは簡単。
脳をストレスに強く、働きを活発に鍛えていけば良いのです。

具体的には、運動をすることで脳の機能が高まってくるのです。
そこで運動のポイントは3つ

1.有酸素運動は脳も大きくする。

運動が脳によいと分かったのは、2005年位からです。 記憶に関係する脳の部位、海馬は65歳くらいになると1年で1%程度委縮するという報告があります。年齢によって体力が落ちていくことと同様に、脳の機能も低下していくわけです。ところが、有酸素運動や筋力トレーニングをすることにより、海馬の神経細胞が逆に増加することがわかってきました。
たとえば高齢者に速歩を週3回、1回40分、1年間実施したところ、海馬で新しい神経細胞が生まれやすくなり、海馬が1~2%大きくなったというデータがあります。ジムでトレッドミルやバイクをこいでいる人は、筋肉だけでなく脳も大きくしているのです。
また、運動しながら脳を使うことをデュアルタスクと言いますが、デュアルタスクが脳の活動を高めることが明らかになってきました。運動しながら100から7を引いたり、しりとりをすることで、脳の委縮を抑制し、脳機能の維持に役立つということも分かってきました。
脳活動が高まるのは、前頭葉と呼ばれる部位です。前頭葉は、ワーキングメモリといって、記憶や情報を一時的に保持し、組み合わせて回答を出す働きに深くかかわっています。ものを考える時や、コミュニケーションをとったり、仕事の段取りをする時に使われる部位です。この前頭葉が、年齢とともに衰えやすいので、ここを使う脳トレが認知機能の低下予防に役立ちます。運動しながら英会話を聞いたり、学習テープを聞くと効果が高まったりします。

2.ストレスに強い脳作り。

運動をすると同じ海馬でもGABAと呼ばれる気持ちの安定に関係する物質を出す神経系が育つといった報告もあります。運動をすることでストレスに強い体質をつくることができるのです。1回の運動で、その効果が6週間ほど保たれるといった報告もあるので、スポーツクラブに隔週で通っても、十分、効果が期待できるということになります。とくに高齢者では、運動によってうつ傾向が低下するといった報告は昔から多々あります。
また、1日5分程度の運動で免疫力がアップするという報告もあるので、運動は最強のサプリですね。

3.やる気スイッチをオンにする。

やる気は、脳の線条体という部位が司っていますが、運動するだけで線条体の活動が高まることが知られています。つまり、運動をすることがやる気を出すことにつながっているのではないか、ということです。気持ちがへこんでいる時に、運動すると気分転換になったり、やる気がわいてくるというのはどうやら本当のようです。

以上のことから、これから運動に適した季節がやってきます。
“きちんとしっかり”ではなくても継続して運動させていくことが大切になってきます。

患者様一人一人にあった運動をご提案していきますので、身体や頭がスッキリしない方は一度ご相談に来てみてください。
スタッフ一同お待ちしております。

院長

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勤務地:京王線「八幡山駅」 募集要項:求人募集のページ参照
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